2002.6.15号 06:00配信


大草原からのぷちメッセージ

大運動会エピソード〜その2

(by いくちん)


まだまだ続く、いくちんを襲う運動会エピソード。なんとか閉会式を迎え、後かたづけを残すのみです。曇り空で、気温の低い一日でしたが、子ども達は半袖・短パンで元気な声を響かせ、全競技を終える事が出来ました。

保育所の競技は、午前中で終わり、その後は終始アチコチ走り回って騒々しかった三女ですが、大きな怪我もなく、ほっと一安心。「今日の○○ちゃん、わりとおとなしかったね」と口々に言われ、ここで何か仕出かされては困ると思い、車に乗せてカギをかけました。

応援席のテントを外し、トラックに積み込む作業をしていた時の事、突然のクラクションの音! 注意を促したトラックのクラクションの音だと思い、気にも止めず作業続行していた私でしたが、「いくちゃ〜ん!」っと皆が一斉に私を呼ぶ声に振り向くと・・・駐車中の車からのパッシング。更に、ワイパーがいったりきたり、相変わらず鳴り響くクラックションの音。そちらの方に歩いて行くとー。お騒がせの車両は、なんと!我が家の車!?慌てて走り付き、カギを開けるのですが、中に閉じ込めた三女がたちまちカギをかけるのです。運転席に座り、右手でドアをロック、左手でクラックションを押す娘の姿にお手上げの私でした。後部に感じる人々の視線、容赦なく鳴り響くクラックションの音、娘は注目されている事に喜びを感じ、益々図にのる。「このまま走り去ろうか?」と思いながらも、我が家の車という事実から逃れられず、過去になかったほどの鬼の形相で娘をグッと睨みつけ、何とかドアを開け、娘を引っ張り出しました。

やはり母の威厳には勝てなかった娘です。この娘の母である以上、家に着くまで気を抜く事が許されないという事を実感しました。許容範囲の広い私、押さえつける教育は致したくないという方針で娘達と育ってきたつもりですが、今回ばかりは少し凹んでしまいました。こんなんで良いのでしょうか?



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