2002.6.13号 06:00配信


大草原からのぷちメッセージ

悲報

(by いくちん)


朝方の一本の電話が、私に悲しい知らせを伝えました。家族ぐるみで親しくしている方が亡くなったとの事でした。つい先日会った時、「またパソコン教えてくれよ〜」と元気な姿を見せてくれていたのに・・

40代半ば、私にしたらちょっと年上の優しいオジサンといった風。子ども達を連れて訪問すると、「おぉ〜チビ達、元気かぁ〜」と必ず声をかけてくれる。同じ酪農業を営んでいたのですが、私達若者には比べ物にならないほど一所懸命なオジサンでした。亡くなってしまうと、過去のオジサンとも関わりの一つ一つが思い出されてなりません。

中・高生のお子さんが3人。酪農業に関しても、規模拡大を試み「これから」という働き盛りのオジサン。世話好きのオジサンの周りにはいつも若者達(っと言っても30代のー)が集まっていました。こんなパワー溢れるオジサンだからこそ、心筋梗塞で起きたら亡くなっていたという死に方(ちょっと語弊を招きますか)に納得できないのです。と同時に、我が身を襲うかもしれないという“死の恐怖”を感じずにはいれなかったのです。

この悲報に、近所の方々が交代でオジサンの牛舎を手伝いに訪れている事実。生前のオジサンの人情味を思わせ、心からお悔やみを申し上げます。



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