ほぼ週刊さろま2001.9.19 10:00発行 第61号

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 ■■■.....W E E K L Y  T H E  S A R O M A......■■■
 ■■.................ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま.................■■
 ■.......................2001.09.19  No.0061.....................■

 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。

…………………………………………┫巻頭言┣………………………………………

サロマの明るい未来を託す、町議員選挙投票から始まった週明け。私は、サロマ
に住んで3度目の町議選でしたが、納得できない投票率。100%を期待してる
わけではありませんが、自分の住む町の事ですから、もう少し関心を持って頂き
たかったな。欲張りですかねぇ〜

さてさて先週は、なんとまぁ色んな事がありましたねぇー。強い台風15号は、
多くの被害をもたらして去りましたが、人間界の台風は、日本中いえいえ世界を
暴風域にショッキングな事件が多発。様々な『情報』が入り乱れています。この
嵐はいつまで続くのでしょうか。いずれにしても、至るところに傷跡を残す事は
間違いないでしょうね。

台風の到来で、収穫作業も思うように出来なかった畑仕事ですが、いざ本番っと
いう感じで、トラクターの音が響き渡ったいます。人間界がどんなに困惑してい
ても、大地は確実にその使命を果たし、季節は速やかに冬に向かっています。

今週末には佐呂間の秋祭りがありますね。賑やかな声で日々の疲れを癒し、秋の
味覚を存分に味わってください。心にも栄養を!        (ももっち)

 ◎・・今週のサロマ。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0919_iku.html

┌─────『牛海綿状脳症(狂牛病)の係る調査結果について』─────┐
│                                  │
│家畜保健衛生所による緊急立入検査並び疑似患畜生産農家の給与飼料の確認│
│が終了いたしましたのでお知らせいたします。             │
│                                  │
│1.畜産農家の立入検査終了                     │
│   ・9月13〜16日の4日間で町内の酪農家、育成農家、肉牛飼養農│
│    家全戸の検査を終了しました。                │
│   ・結果、疑わしき症状を示す牛はいませんでした。        │
│                                  │
│2.疑似患畜の給与配合・ビタミン類等添加物・ミネラル入り飼料    │
│   ・当該の牛が生産された農家で給与された系統・商系の飼料全品目に│
│    ついて洗い出し確認しました。                │
│   ・その結果、いずれの飼料にも「肉骨粉」は原料として使用されてお│
│    らず、感染の原因となるような事実は見つかりませんでした。  │
│                                  │
│  (佐呂間町農協から各酪農家・肉牛農家に宛てられた通知より抜粋) │
│                                  │
└──────────────────────────────────┘

 ■━━編集長より

牛に関しては、牛農家がこんなことも書いています、ご覧ください。
    http://www.webnews.gr.jp/ikuchin/01_0917.html

……………………………┫ 町長のつぶやきコーナー ┣…………………………

 ●・・激動の一週間

佐呂間町において、先週はてんやわんやの一週間であった。

先ず、台風15号が雨台風となって北海道に上陸、本町にも大きな被害をもたら
した。特にカボチャ、シソ、豆類、ビート畑が冠水したため減収は免れないと思
う。

次ぎに飛び込んできたニュースは、世界中の誰もが驚いた世界貿易センターのテ
ロ事件である。この事件は極めて衝撃的な事件あり、解決には世界中を巻き込み、
長期的な様相を呈するであろう。日本においても、今後あらゆる分野において影
響することが予想される。

11日からは町議会議員の選挙戦が始まり、16人の定員に対して17人が立候
補し、5人の新人が当選した。今回の選挙で女性議員が3人となり、女性議員の
構成比率は網走管内のトップとなった。今後の議会活動に期待するところ大であ
る。

台風、選挙と同時に“狂牛病”に関する知らせが届いた。“狂牛病”と言う病気
は、未だかってアジアにおいて発病した報告はない。それが、この度千葉県にお
いて“狂牛病”を疑うような牛が見つかり、その牛が佐呂間町で生産されたとい
うことである。

この件については、最終的な検査を権威ある英国の獣医研究所へ検体を送り、再
検査を依頼しているところであり、現段階では白黒がはっきりしていない。しか
し、国、道としては、もしもの場合を想定して事実関係を調査し、対策を検討し
ているとこるであう。

誰もが心配することは、いま、日本で生産されている牛乳、牛肉、乳製品の安全
性であるが、そのことは権威ある学者が証明しているので全く心配ありません。
私も獣医師の一人として大変関心を持って今後のなりゆきを注目しております。

もしも、このことが事実とするならば、そもそもの原因は“狂牛病”の汚染国か
ら過去において輸入していた“肉骨粉”を乳牛に食べさせたことによると言われ
ている事を考えると、何もかにも輸入に依存している日本の食糧政策をこの機会
に真剣に考えるべきと痛感する。

特に、北海道酪農は総ての飼料が北海道で生産される物で経営できる環境を整え
るべきではないだろうか。そのために乳価の価格が上がっても安全で美味しく、
栄養豊富であれば誰も文句は言わないと思う。
                          (サロマバタフライ)

……………………………………┫地域の話題┣………………………………………

 ●・・9月16日執行 佐呂間町議会議員選挙立候補得票結果

去る9月16日(日)におこなわれた町議会議員選挙の結果は次のとおりです。

尚、当日の有権者数は5502人。投票者数は4946人、投票率は89.89
パーセントでした。

※届出受理番号・立候補者名(呼称)・性別・年齢・党派・職業・得票数です。

 1.ただき 早苗  女  49歳  日本共産党 政党職員  260
 2.ふなき 淳一  男  61歳  無所属   漁業    257
 3.吉野 せいご  男  53歳  無所属   会社役員  402
 4.中谷 繁孝   男  71歳  無所属   無職    369
 5.小林 まさき  男  53歳  無所属   会社社長  402
 6.三田 真美   女  40歳  無所属   無職    211
 7.たかせ としえ 女  57歳  無所属   農業    283
 8.つちだ 剛   男  58歳  無所属   農業    168
 9.かがや 修   男  61歳  無所属   自営業   343
10.ながや 和敏  男  51歳  無所属   会社員   266
11.佐藤 良一   男  69歳  無所属   団体職員  248
12.上杉 勤    男  66歳  無所属   無職    266
13.福田 幸輝   男  59歳  無所属   農業    308
14.鈴木 ひろし  男  67歳  無所属   無職    233
15.ほりまい 克雄 男  70歳  無所属   漁業    281
16.佐藤 あきお  男  48歳  無所属   農業    314
17.安田 一彦   男  56歳  無所属   漁業    299

この結果、現職11人・新人5人となり、また女性議員が3人となりました。
ご当選なさった方には心よりお喜び申し上げます。選挙期間中、住民の胸に訴え
続けていたことを、これからは議会の場で必ずしや実行していってくださるよう
心より期待します。

 ■━━編集長の独り言 ぶつぶつ。

選挙を振り返って思うこと色々。まず選挙に準備が必要だということ。いつだっ
たか町長選に出ようと思い(もちろん本気じゃないけれど)、告示の日の〆きり
時間に行こうとしたらダメだと言われた。今、その気になって今、立候補できる
ものではないらしい。というので、どうしたら選挙に出れるか研究した。

選挙は告示の前に、立候補予定者に向けての説明会があり、それに出席した時に
出馬に必要な書類をくれるのである。また立候補には責任者が必ず必要である。
また、後援会などの組織を組むには支庁に出向いての届けでが必要である。

そして告示の日に立候補を届け出に行くと、今度は3種の神器ならぬ選挙の道具
が手渡される。すなわちなんだったかな、たすきと立会演説の垂れ幕とその他。
またその時に抽選で番号が決まり、その番号通りに選挙ポスターを看板に貼れる
のである。そのポスターも事前に点検を受けなければならないし、選挙に使う車
も警察の事前審査があり、なかなか忙しいようだ。また、町議選は供出金がない
代わりに運動資金も出ず、一律800枚のハガキが供給されるだけである。

さて、いよいよ選挙戦になる。候補者は朝の8時から夕方8時まで町の中を運動
に歩く(実際は車で走る)。そしてそれぞれの主張を説いていくのだが、それも
日に日に熱を帯び、最後は絶叫するようになるのである。今回は候補者の一斉の
立会演説会もなかったので、それはちょっと残念であった。

今回の選挙戦の最中には大水あり狂牛病の事件ありアメリカのテロもあり、中々
忘れられない思い出深い選挙戦であったと思う。そして投票当日を迎え、ももっ
ちは89.89パーセントという投票率に不満のようだが、わたしとしてはこれ
ほど高い投票率になるとは思わなかった。朝から投票に行く人の姿で、いつもは
人影のない町もにわかににぎわった気がする。

6時に締切り7時過ぎに開票が始まった。選挙事務所の関係者はもとより、多数
の人達の見守る中、町民の清き一票が開かれていく。なかなか興奮を呼ぶ一こま
であった。

今回の選挙を通し、良く聞かれた言葉に「しがらみ」というのがあった。小さな
町の選挙はいろいろなしがらみがあるのだそうだ。地域の、職場の、そして親戚
のつながりなど、あっちこっちの思惑が交差し、しんどい思いをした人もいるの
だろうか。わたしは単純に、こんな小さな町だもの地域といっても同じでしょ、
大らかに気持をもって、町の未来を心から託せる人に、自由に投票できるように
なって欲しいと思った次第である。町の角々に見張りが立って、人の行き来を見
張るなんてことが未だになされ、自由な意志で投票できないのはおかしいと思う。

さてさて、選挙が終わった。おわったと同時に今度は批評が出るので、これまた
おもしろい。あの人は訴える声に力がなかったやら選挙カーの走り方が速すぎる
などから、着ているものの批評から最後には誰々は票の取り過ぎだとまで言われ
たからには、選挙ってとってもおもしろい!そう感じた今回の選挙でした。

…………………………………┫ キリンのぶつぶつ ┣……………………………

 ●・・9月16日(日)

今週は沢山の出来事が、佐呂間町でも海外でもありました。町議会議員選挙、台
風の影響による水害、アメリカでは信じられないようなテロ事件。あっと言う間
の一週間でした。

初めて映画館で見た「キングコング」が登った世界貿易センターが崩壊してしま
いました。今後、テロ事件はどうなるのでしょう。死者、行方不明者、数千人と
言う大惨事が起きたのだから、今後何も起こらない訳はない・・・。

実経験が無いので、戦争がどういう状況になるのか良く解らない。と言うのが本
音です。日本の食料自給率は何パーセントだったかな?停電で灯りがつかない、
暖房が止まる、と不安がちらっとよぎる・・・。台風の動きがインターネットで
見る事が出来る時代、考えすぎですよね。            (キリン)

…………………………┫あっちこっちのサロマニアン┣……………………………

今週からはサロマ出身の小梅ちゃんがサロマに帰省して、初めて経験した畑仕事
の感想をつづってくれることになりました。さて、何を思ったでしょうね。

 ●・・じーさん、あなどれず。

時々手伝いに来るおじいちゃんと畑仕事を共にすることがある。パッと見た感じ
60、70もいいとこの足どりもおぼつかないおじいちゃんである。ところが、
畑に足を踏み入れるとすごいすごい!しっかりと大地を踏みしめ、キュッとした
目つきで、ものすごいスピードでバチンバチンとカボチャを切り取ってゆく。

長い労働時間の中、いろんな話をしてはフォッフォッと笑い飛ばす頼もしく気丈
なじーいさん。「おじょーちゃん、若いのに畑の仕事のバイトなんてえらいね、
あんた」。いやいや、長年この仕事の道を歩んで来たあなたの方がはるかに素晴
らしいよ、じーちゃん、と心に思う。

深い色をした包み込むようなまなざしと、キュッとした光を放つするどい目つき
に、長年畑で生きてきた者の人生をかいま見た気がした。

 ●・・シソのベッド

バイトの仕事の内容もいろいろある。カボチャ取り、カボチャ洗い、キャベツの
袋詰め、そしてシソ干しも体験した。

このシソ干し、なかなかの重労働である。ここでもじーちゃんパワーは最大限に
発揮されていた。わたしはシソの束を運び、干す作業の繰り返しで腕がパンパン
に張る一方。

そんなシソ干しの作業の中にも、とっておきの時間があった。トラックに山積み
になってできたシソのベッドに疲れ切った身を放り投げる瞬間だ。シソの香りの
するふかふかの緑のベッド。何度もへこたれそうになったわたしにエネルギーを
充電してくれた。今回の畑仕事でもっとも心に残るものであった。 
                                (小梅)

 ◎・・シソの仕事の様子。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0919siso.html

 ■━━編集長より

新しい連載ものがと思いましたが、小梅さんアルバイトも無事終えて、本日中に
沖縄向けて飛び立って行きました。サロマではいい経験をしましたね。沖縄でも
元気にがんばってください。

…………┫今週のお知らせ(来週号までの行事をお知らせします)┣……………

9月20日(木) ヘルスアップ教室     10時〜 於:総合体育館
         シルバー健康教室  13時30分〜 於:総合体育館
         オーダーメイドプログラム 13時〜 於:スター
         IT講習会        19時〜 於:浜佐呂間中学校

9月21日(金) オーダーメイドプログラム 18時30分〜 於:スター
         水泳準指導員養成スクール 19時〜 於:スター

9月22日(土) 図書館映画鑑賞会 10時〜 於:図書館
         児童館まつり   13時〜 於:児童館
         お話し広場    14時〜 於:図書館
         東京リコーダーオーケストラ公演会
                  14時〜 於:町民センター
         水泳指導日    19時〜 於:スター
         水越武写真展 〜30日まで 於:町民センター

9月24日(月) 総合文化祭芸能発表会 17時〜 於:町民センター
         佐呂間秋の例大祭        於:交通公園

9月25日(火) 佐呂間秋の例大祭   於:交通公園
         IT講習会 19時〜 於:浜佐呂間中学校

 ◎・・上記に関する詳細は、こちら。
    http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/osir_index.html

……………………………┫ちゅらさん サロマを斬る┣……………………………

 ●・・『台風と旭川とバス会社』

先週北海道を襲った台風。台風天国沖縄生まれのワカとしては、「台風よ、どん
とこい!!」くらいの気概は持ち合わせているつもりだった。が、今回は時期が
悪い。11・12日は大切な日だったのだ。沖縄の友人が北海道へ来ていて、ワ
カと予定が合うその日に久しぶりの再開を楽しむつもりだったのだ。

『沖縄で出逢い、同じ時間を過ごした友人と北の大地北海道で合うのもいいもの
だ。』大学を卒業してわずか半年あまりだが、それぞれが自分の道を歩き始めた
この時期に会うことこそに意味があるように感じていた。しかし、12日には何
としても佐呂間に帰ってこなければならない。ものすごい葛藤を抱えたまま11
日の朝を迎えた。台風は已然として北海道を目指している上に、秋雨前線のおま
け付きだ。「とりあえず旭川にいくから。無理しないで、出来たらおいで」との
友人の電話を切った後、遠軽から旭川を運行しているバス会社に電話をしてみた
。すると、「台風で運行しないということはないです。」との返事。これにはワ
カのこれまでの台風常識を撃ち破られた。台風が毎年くる沖縄でさえ、台風が理
由でバスが運休するのだ。それが何と、めったに台風が来ない北海道のバスが「
運行に台風は関係ない」と言い切っているのだ。なんと頼もしいことだろう。さ
すが御先祖が厳しい北の地を選んで開拓しただけのことはある。と、もともと北
海道の人なのかもわからぬバス会社の人の先祖にまで尊敬の意を抱きつつ、旭川
へ旅立つ決意をした。

これで恐いものはない。気分は冒険家である。帰って来れる確かな確証はない。
しかし、いかねばならぬのだ。なぜならそこに旭川があるからだ。
旭川に到着2時間後、後悔が襲って来た。次々とニュースで流れる「道路不通」
の情報。沖縄では台風で「道路不通」なんてこと聞いたことがなかった。
何故あの時、「台風で運行しないと言うことは無いですが、道路不通となれば話
は別です。」と言ってくれなかったのか。と、何時間か前の尊敬の意と感謝の気
持ちも忘れてつぶやく。出発してから数時間、冒険家は早くも失脚した・・・。
後は祈るしかない。冒険家とはそういうものなのだ。

眠れぬ夜を過ごした後、半ばあきらめていたが、朝一番でバス会社へ電話した。
すると、「運行しています」のツルの一声!!冒険家、ここにしてやったり!!
意気揚々とした出発から、情報不足・遭難を経て、ついに新大陸発見と行った感
じか!?全て人の手(バス会社のおかげ)による成功ということからは目を反ら
し、無事佐呂間の地へ戻って来たワカでした。

北海道万歳!佐呂間に乾杯!!バス会社よ、ありがとう!      (ワカ)

 ■━━編集長より

ワカに相談を受けた時、「北海道の台風なんてしれてるよ。」と知ったかぶりを
言ったものの、こんなにひどい台風になるとは思いませんでした。軽率でした、
ごめんね。被害にあわれた方には心からお見舞い申し上げます。

………┫あべっちのスアル訪問記〜(スアルはフィリピンの地名です)┣………

(前回までのあらすじ)
電気事情の良くないフィリピンでは時々停電が起きる。でもそのおかげでムード
のある夕食になる。

 ●・・スパゲッティー

さて、一日の休養日?をおいてのワーク3日目。ワークにもだいぶ慣れてきて、
スムーズに進むようになってきた。ワークの内容は相変わらず、穴掘りと、ポー
ル運び、それに土台の材料を運びこねて、ポールを立てた穴に流し込む作業。ひ
たすら単純な肉体労働ではあるが、慣れてくるとだんだん余裕も出てくる。

フィリピンに来て一週間ということもあってか、またセミナーなどで互いにいろ
いろ話をする機会があったせいか、かなりみんな打ち解けてきて、ワーク中も楽
しい雰囲気になってくる。

相変わらず、料理も美味しく、野菜や肉の煮物、ひき肉のそぼろのようなもの、
マンゴーにパイナップルといったフルーツもたまらなく美味しい。

ところが・・・。

この日のおやつはなんと、スパゲッティー。何が驚いたかって、おやつといって
も肉体労働者の栄養補給?の意味もあり、毎日かなりボリュームがあるものがで
るので、それは別に何のことはない。そう、最初から読んでくれている人は覚え
ているかもしれないけど、あのマクドナルドででてきたのと同じ、あまーいミー
トソースのようなものがかかっているやつだ(この甘さどうやって表現したらい
いのか、ぜひみなさんにも一度味あわせてあげたい)。どうやらフィリピンでは
マクドナルドだけでなく普通にこういったものが食べられているらしい。今回2
週間の間で、たいていのフィリピン料理は口にあった(というかかなり美味しか
った)けど、どうもこれだけは・・・。

※この日の夜は・・・。

 ◎・・今週は写真はありません。来週にご期待!
 
 ◇・・このコーナーに関するご意見ご質問は(感想もお待ちしています)
    mailto:abemako@d9.dion.ne.jp

…………………………………┫ ともの染め日記 ┣………………………………

 ○月○日(○曜日)

ともの染め日記改め、今回は「今思う事。」

「景気が悪いとアメリカは戦争をしたがるもんだよ。景気がよくなるからね」、
旦那が景気がどんどん悪化している世界情勢をニュースで見ながらぽつんと言っ
た。そんな時期、本当にそれが起きようとしている。

ブッシュ大統領が声明を読み上げると「USA、USA」と国民は声をそろえて
拳をあげる。その光景を不安がってみているのは私だけだろうか。心配性であれ
これ考えすぎだとよく人から言われる。だから人より余計怖いんだろうか。私は
間違っているだろうか。

小樽にいる染めの先生から、アメリカの戦争抵抗者連盟(War Resist
ers League)の声明文がメールで送られてきた。あれこれ考えなけれ
ばいけない事があるのではないかと、先生はそう付け加えている。そのあとフラ
ンスで染をしている友人からもメールが来た。多国籍のフランスでは確かにアメ
リカを支援するといっているけれど、国内では多くのアラブ系人も存在していて、
そのような友達を持っている自分はとても複雑だと。どうして日本のメディアは
アメリカの事しか報道しないのかと。そう悲しんだメールが来た。

私はそれほど深く考えていなかった。ただ、戦争が起きなければいいナとだけ。
テレビを見ると確かにアメリカ側の報道しかされていない。どうしてテロ集団は
アメリカを狙っていたのか。どんな理由があるのかそれすら報道されない。訳も
なくアメリカを標的にしているわけではないはず。小泉首相も、アメリカを支援
すると力を込めて話しをしている。アメリカを支持しないと言ってしまったら、
アメリカにいる日本人は困るだろう。「NO」と言えないがんじがらめな状態だ
と思う。アメリカなしでは生きていけない小さな子供のように見えてしまうのは
私だけだろうか。

戦争抵抗者連盟の文章の最後にこう記されていた。「私達は失われた多くの人々
を悼む。が、わたしたちの心が求めているのは、復讐ではなく和解である。」

無差別的に大勢の人が殺された。でも、だからといって、無差別的に大勢の人を
復讐すべきだろうか。それではテロ集団と変わらなくなってしまう。それを支持
しようとしている大勢のアメリカ国民と日本のあり方に最近とても不安になって
いる。「戦争はよかった」と戦争体験者が語った話を私は聞いたことがない。
それがすべての回答だと私は思う。                (とも)

………………………………┫♪〜あれは30年前〜♪┣……………………………

◆昭和46年9月号「広報さろま」より◆

┌─────“まち一番”「背が高い」185cm 宮前町 西沢輝泰さん─┐
│                                  │
│見上げるような……という形容詞もあるが、まさにそのとおり。昔風に言え│
│ば6尺1寸有余、われわれ小人には羨ましい限りだが、本人はぼやくことし│
│きり「まあー、よくこきつかわれるわ」ご承知の天井のスス払い?その他も│
│ろもろ。                              │
│大きくての利点?は「ないねー。まあものをうしろから見るときくらいかな│
│あとは損ばかり」なるほど、着るもの、履くもの、布団だって特製だもネ。│
│しかし堂々としておしだしがいいね。細かいようだが体重だって人並み以上│
│だ。第一、人を見下げるっていうのは愉快じゃないか。子どものころから大│
│きかったが中学時代にぐんと伸びて、高校時代はあまり伸びなかったとのこ│
│と「何か運動していたの」「いや、別に運動らしいものはしていない。運動│
│するから伸びるってうそだね。血統だよ」と強調する母方はもちろん、父方│
│も大きいという。                          │
│流行言葉じゃないが、でっかいことはいいことだ。           │
│                                  │
└──────────────────────────────────┘

                               (Don)
 
 ◎・・記事はこちら
    http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/46_09_itiban.pdf

……………………………┫§〜スポーツ・サロマ〜§┣……………………………

 ☆・・朝野球リーグトーナメントとナイターソフトボールリーグの結果で〜す。

┌“オールサロマ夢の球宴”残念ながら悪天候のため中止!!───────┐
│                                  │
│先々週、「オールサロマ夢の球宴」のお知らせをしましたが、ご承知のとお│
│り、悪天候が続いたため、本年はやむを得ず中止となりました。     │
│                                  │
└──────────────────────────────────┘
 
┌ナイターソフトボールリーグ─────────────────────┐
│                                  │
│◆試合結果                             │
│ ■9月17日(月)                        │
│  PAG VS 沢井BATS   0対0  引き分け       │ 
│  クエッションズ VS 沢井BATS 0対0  引き分け     │
│                                  │
│※以上で、今シーズンのナイターリーグは終了いたしました。      │ 
│                                  │
│◆ナイターソフトボールリーグ勝敗表(最終結果)           │
│  ・PAG     10勝0敗1分け  優勝           │
│  ・沢井BATS   7勝3敗2分け  2位           │
│  ・Rose     6勝4敗1分   3位           │
│  ・クエッションズ  4勝5敗2分   4位           │
│  ・みなさまのJA  3勝8敗     5位           │
│  ・スーパーマリオ  3勝8敗     5位           │
│  ・MAX      3勝8敗     5位           │
│                                  │
└──────────────────────────────────┘
                               (Don)

……………………………………┫特ダネコーナー┣…………………………………

前回は浜佐呂間に出現したダチョウを紹介しましたが、今回お見せするのは何と
ライオンウサギなるもの。ご存知でしたか?このウサギ。顔の周りの毛がふわふ
わで、まるでライオンのたてがみのようであることからこの名前がついたようで
す。これは永代町のKさん宅で飼われています。この他にもニワトリが多数、そ
れも変わった種類の「碁石」という白と黒のニワトリも。取材に行ってウコッケ
イの卵をもらって精をつけたのは一体誰だったでしょうね。

 ◎・・ライオンウサギです、ご覧ください。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0919rabit.html

………………………………………┫編集後記┣………………………………………

先週は選挙あり、台風あり、一大事件の狂牛病あり、おまけにアメリカでは連続
テロ事件がぼっ発し大変な一週間でした。

それらすべてが終わった今、静かに秋の収穫が続いています。デントコーン刈り
の機械が夜遅くまで動いています。シソの蒸留はいつでしょうか。秋祭りももう
すぐです。                   (編集長 さくらうめこ)

………………………………………………………………………………………………
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【ほぼ週刊さろま】2001.09.19(毎週水曜日発行)第61号 
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