2007.8.6号 19:00配信


熱を出して大人も育つ

(webnews札幌方面支局長・ぴかちゅ)



保育所に娘を預けています。
育休中「慣れれば早く職場復帰しよう」と考えていたのですが、
保育所で集団生活を始めると、熱を出したり体調を壊すようになったのです。

今までの第一弾は下痢。小児科に行きました。
治ったと思ったらその直後には前に書かせていただいた「入院」。
急性扁桃炎と突発性発疹を併発してしまい、4日間入院。熱は約2週間続きました。その間保育所はお休み。
その後、また保育所に預けたら再び発熱・・・。保育所からは「呼び出し」が来て
すぐさま引き取り。かみさんと小児科に行きました。風邪との診断。
一ヶ月の間、半分に満たないほどしか保育所には行けませんでした。

先達の人たちに聞いてみると、集団生活を始めるとやはりさまざまなウイルスに
さらされるため、発熱や体調を崩すのがセオリーだそうです。
でも、そうしないと、免疫ができないらしい。
ある人は(まだ1歳3カ月外にさらすのはちょっと早いが、親の事情で仕方ないのなら)「かごの鳥」にしない方が
いいともアドバイスを受けました。子どもが成長する上での「通過儀礼」なのかもしれないのです。

それにしても、小さい子は発熱が急激だし、発熱したときは親がひるんでしまいます。
体温計を見て「本当に40度超えてるのか」とあわてて、「こんなに熱が出たら死んでしまうのではないか」と
「急病センターに運んだ方がいいのではないか」と騒いでみたり、
新聞を見て休日当番医を調べ始めたり、ネットで高熱時の対処を調べてみたり・・・。
「予測式の体温計だから、少々高めにでるのかな。大丈夫だろう」と高をくくっていたら、
本当に熱が上がってしまったケースもありました。

小さい子どもだから、発熱時には本当につらそうで、しかもかわいそう。
一方で38度以上あっても、ご機嫌がいいときもあって「大丈夫なのかなぁ」と不安になることもしばしばです。
さらに、言葉をしゃべれないから、どこが悪いのか、痛いのか、気持ち悪いのかなどなど見当もつかないのです。
一番つらいのは子どもですが、こうした「発熱」などのハプニングを通じて
子どもを持つ大人が、「親」になっていくのだろうと考えてしまうのです。

(札幌支局長・ぴかちゅ)




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