2006.8.3号 09:00配信


マンション巡る問題

(webnews札幌方面支局長・ぴかちゅ)



僕の住んでいるマンションの管理組合。理事長を務めているということは書いたことがあります。
先月、管理組合名で構造偽装問題をめぐり施工主に「理事会で説明を」と要請文を出したら・・・。
「多数の管理組合から問い合わせが来て対処できない」とお断りされました。
「ウソつけ・・・」

とりあえず、それを受けて、理事会を開き、施工主から来た文書を添付して全戸に「理事会だより」を配布することを決め、住民のリアクションを見ることにしました。
構造計算書を眺めたのですが、正直、何が何だかわからないのが実情。
並ぶ数字、「モーメントがどうこう」だとか訳のわからない記号や文が分厚い計算書の中に並んでいます。

理事の中には、札幌で販売取りやめとなったマンションの構造計算を再計算したのはこのマンションの構造設計をした設計会社だし・・・と、信用するしかないと言いました。

結局総会では「再計算を」という声は上がらなかったし、その後住民から反応があれば、また次の方策を考えることになったのです。

もひとつ。
このマンションに、先週だったかな、町内会がつくった「メルパルク跡地を考える会」という署名簿(書き込みできる)が掲示板にぶら下がっていました。
メルパルク札幌は確か、郵政改革の絡みで来年にはなくなってしまうのですが、その後は「マンションが建つ」という前提でその会が動いているようです。
署名の主旨は「マンションを建てるなら、(今までメルパルクにあったような)プールや集会施設を併設してほしい。そういうことを建てるときにはディベロッパーに要請したい」ということです。
町内会が結成した組織のようですが、マンション理事会にはそういう署名をすると一言もなく。
僕の住んでいるマンションはその、メルパルクの隣だし・・・。こんなことでいいのかいな。

そう思い、管理会社の人に聞いてみたのですが、既存の町内会(特に円山地区)はマンションやその住民に対してあまりいい印象を持っていなく、「町内会費をくれたら、口を出すな」というような雰囲気なんだそうです。
このあたりは、大きなマンションが次々と建ち、景観やら雰囲気をぶちこわしにしてしまい、「新住民」に対して面白くないのはわかるしそういう新しい住民のなかにはセカンドハウス的に使い、町内会の活動には熱心ではないのも事実。
ですが、ちょっぴりと釈然としなかったのです。
(札幌支局長・ぴかちゅ)





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