2004.7.25号 04:00配信


伊能大図里帰り展覧会

(webnews札幌方面支局長・ぴかちゅ)



札幌の中央体育館で先日、江戸後期の測量家、伊能忠敬が実測して描いた地図「伊能大図」(複製)が公開されています。

歴史の記述は難しい。簡単に言えば、伊能大図は1枚がほぼ畳1枚分の大きさで、全214枚。関東大震災などで焼失していまい、60枚程度ぐらいしか写本は保存されていませんでしたが、2001年にアメリカで写本が発見されたようで、さらに最近、海保でも発見されました。札幌での公開はうち合わせて北海道部分の30数枚です。

いやはや、面白かったです。
確か、展示パネルによると、縮尺は3万分の1ぐらいだったかな・・・。とにもかくにも、200年ほど前の北海道の上を歩くことができるのは、何とも。当時の測量の苦労やらを考えてしまったです。
(札幌支局長・ぴかちゅ)


地図の上を実際に歩くことができます。説明員が、当時の測量の苦労などを話していました。



これがオホーツク・湧別付近・右はコムケ湖、左がユウベツと書かれています。



当時使われた測量器具。ひもなんですね。



今の測量器具。右端はGPSを利用した器械です。





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