2004.4.1号 10:00配信
■音楽屋♪(コラム) |
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2004/3/31(水)―― こま ―― ロックンロールジプシーのライブが終りました。 台風のようなライブは過ぎ去り、心地よい疲れが残ってます。若い頃から「ロック」は苦手で、イエーイ!と叫び飛び跳ねる事が苦手でした。「はしたない」と言う言葉が頭にあったんですね。(そんなお嬢様じゃなかったんだけど)ロックをやる人は、不良で怖い人。って先入観があったのかも知れません。そして、自分を狂喜の中に置きたくなかった。(なんでだろう?)なので三宅伸治というロックンローラーに会うまでは進んでロックを聴くことはありませんでした。だけど、三宅ロックを聞いてから「あれ?なんか楽しい。元気が出る。私じゃない私が飛び出してる!」って思いました。私の中にある「狂喜」の部分を、いいタイミングで引き出してくれたのだと思います。 彼のロックは、馴染めるロック。人間味溢れるロック。そして、ブルース。そんな「元気の出るロック」を佐呂間でやりたいと本気で思ったのは彼の一言から。「佐呂間でやりたいな…」 最初は、サロマでやってもお客さんが引くんじゃないかな?って思ったんですがこんな私の「元気」を引き出してくれたミュージシャンなんだから、やってみるかな。そう思いました。音楽屋の仲間も最初は「だれ?三宅伸治って…」「ロック?」と不安そうでした。でも、去年ライブの企画を立てて開催したときお客さんと仲間たちの大ノリには、私自身驚きました。一番、嬉しかったのは三宅さんで「こんなうるさくて大丈夫だったかな?」って心配してたらしくって元気イッパイの佐呂間のお客さんに喜んでいました。 こうして佐呂間が大好きになった三宅さんは、今回のライブをとても楽しみにしていたんです。その2回目のライブも大盛り上がりで1回目とはひと味違う、楽しくて熱の入ったライブになりました。そんな三宅さんの姿を見て、お客さんたちもとても楽しかったようで「楽しかったよ〜」「また呼んでね」「また誘ってね」「またやろうね」「どうもありがとう」と、たくさんの喜びの言葉をもらいました。特に嬉しかったのは、ご年配のお客さんが「楽しかったわ〜どうもありがとう」って言ってくださった言葉。ちょっと気にしていたんです。うるさすぎないかな?ご年配にはキツイのでは?って。けど、そんな事余計な心配でした。いつも穏やかに流れていく佐呂間の生活の中でこれほど熱く体の奥から溢れる元気を感じる事は少ない。たまに羽目を外して、大声張り上げて、唄いまくって、踊り狂って発散させる事は明日の新しい元気を引き出す事でもある。そう思います。 三宅伸治。カッコイイ「ロックンロールジプシー」です。また、佐呂間でライブやって下さい。音楽屋はいつでも準備してまってます! |
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