2000.1.6号 17:30配信


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あずみ思ってます

あずみが子供の頃・・・
正月には決まった風景がありました。
朝、テレビを点けると地元の政治家、名士の挨拶。
バックは必ず「筝曲・春の海」
それが終了すると、着物を身にまとった芸能人が、
次々と画面を飾る。
営業している店は一軒もなし。
暮れに買出ししておいたもの、おせち料理を食べるしかない。
子供にとって楽しみなのはお年玉だけ。
その使い道を考えて三が日を過ごさなければいけませんでした。
それが・・・今はどうです?
大きな量販店は一日から営業。
コンビ二も一日から24時間営業。
消費者にはありがたいことなのかもしれません。
・・・が・・・
そこには、必ず働く人がいます。
いくら代休があるからとはいえ、
誰も正月一日から働きたいなんて人いないとあずみは思います。
世の中が便利になれば成る程、
何処かで誰かの犠牲が発生します。
営業しているから行くのか、
人が来るから営業するのか・・・
世の中は何事も需要と供給の相対関係ですが、
どこかで断ち切らないと・・・
あずみは痛切に感じてしまいます。
 ”自分さえよければ、自分が幸せなら・・・”
心の片隅に誰もが持っている哀しい性です。
でも、考えてみましょう。
幸せだと思っていること。
それは幻に過ぎないのではないでしょうか・・・

A・Z・U・M・I

あずみのお気に入り

あずみは普段化粧をしません。
しかし、一旦外出するとなると話は別です。
それこそ何時間も懸けて・・・なんて嘘ですよ。
あずみの化粧は大抵5分で終了。
最後に口紅をひくのですが、
好きな色って、本当に少ないです。
きっと何千種類ってあるんでしょうが、
あずみの気に入る口紅は本当にない・・・
それでもやっとの思いで見つけたとします。
お気に入りですよね。当然使いますよね。
と、どうなるのかというと・・・
無くなります。
大事に使っても、いつかはなくなります。
さあ、またあの色の口紅を買おう!
あずみは張り切ってお店屋さんに行きます。
「あの、これください!」
「あっ、これはもうありませんよ」
「なんで?」
「製造中止です」
そ、そんな・・・
化粧品って、フオーシーズン新色が出るんです。
その度に、前のものは製造されなくなります。
こんな話、ないと思いません?
某**堂化粧品、
あずみの好きな色をかえせ〜〜!!!

A・Z・U・M・I

あずみの恋心

もう、何年前のことでしょうか・・・
夏の昼下がり、ふらりと公園に行きました。
何組かの親子連れの姿がありました。
何気なくそれをあずみは見ていました。
ふと、気が付くと・・・
男の子と女の子が仲良く遊んでいました。
3,4歳位でしょうか・・・
男の子が転びました。
女の子が側に駆け寄り、何をいうのかと思えば・・・
「だめね、ちゃんと前を見ていないからよ!」
そう言って男の子の膝の汚れをほろってあげていました。
あらら・・・
きっとお母さんに言われているのでしょう。
あずみは思わず苦笑してしまいました。
この子は大きくなったら、
ダンナさんを尻に敷くんだろうな・・・
でもなんとも微笑ましい、昼下がりの恋心でした。

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